取得まで道のりが長い身体障害者手帳
障害児を育てることになってから福祉サービスを受ける際に必ず必要となる障害者手帳ですが多くの人は取得すること自体初めてですし分からないことだらけなのに加え取得までの道のりがとても長いです。
我が家では出産から身体障害者手帳の発行まで1年7ヵ月経過しました。取得までの流れは以下の通りです。
①12ヵ月(1歳誕生日)を迎えた最初の検診で医師から障害者手帳について案内される。
②市役所に問い合わせたところ3歳からの取得を進められる。
③13ヵ月、検診で医師に市役所の件を相談する。先生から市役所に問い合わせていただき市役所が承諾する。
④14ヵ月、障害者手帳に向けた体感機能などを検査。
⑤16ヵ月診断結果を取得。
⑥17ヵ月、市役所へ手帳を申請。
⑦19ヵ月、市役所から手帳を交付。
我が家の場合は上記の期間を換算すると取得まで7ヵ月かかっています。手帳を取得してからでないと受けられる福祉サービスや手当などがありますので取得するのであればなるべく早くするに越したことはありません。
交付まで長く時間がかかっても手当金は遡って支給されません。
身体障害者手帳はいつから取得できるのか?
我が子のために早く取得したい身体障害者手帳ですが何歳(何ヵ月)から取得できるものなのでしょうか?これはかかり付けの医師の判断によるところが大きいです。身体障害者手帳は交付されてから再検査するものではないですから”手足が動かない”状態から成長して”手足が動く”となっては医師の信頼に関わります。各々の症状によるところが確かにありますが私たちにできることは医師と良好な関係を築くことぐらいです。
我が家では医師から市役所に説明していただき19ヵ月で身体障害者手帳を取得することができました。言わせれば基本的には3歳からだそうですのでもっとも遅くて3歳から手続きをしてその半年後には身体障害者手帳を交付されることになります。
障害者一人ひとりの症状や環境が違うため医師や行政の判断がそれぞれ異なります。障害児の親として諦めずに調べ行動していきましょう。
他人は教えてくれないので率先して調べ行動することが大事。